ががおのエッセイ

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FX依存・借金依存の告白の先にあったもの

こんにちはこんばんは。ががおです。9か月ぶりの記事更新です。

 

今回の内容は表題のとおり、FX依存&借金依存をカミングアウトした私が、その後にどのような軌跡をたどっているのかについて、です。

 

結論から申し上げると、反省して新たな道を歩むどころか逆に開き直ってしまい、両者に対する依存はますます深まりました(借金は微増)。

 

2020年1月にTwitterアカウントを開設し、FXや借金についてのつぶやきをはじめた私ですが、それ以前はこの傷についてほぼ誰にも喋ったことがなかった。いわば自己開示の第一歩です。

 

2年半経った今は、皆に知られています。親兄弟、親友、現会社の社長&取締役、6年付き合っていた元カノ(200万貸してと2時間電話した挙句に断られた)、いつも担当してもらってる美容師さん、オキニのメンエス嬢様。

 

「知られると恥ずかしい」「ダメ人間の烙印を押されて相手にされなくなる」と30年間恐怖におののいていましたが、ふたを開けてみれば全然大したことはありませんでした。そもそも事象自体が、全く大したことがない。世界の片隅、アジアの極東の誰にも知られていないゴキブリみたいな一人の人間が、少々の依存体質なだけというカスみたいな軽いお話。クソどうでもいい。自意識超過剰なんですけど。

 

むしろ、Twitterという魔界の扉を開けてしまい、多くのS級依存人間達と関わってしまったことによって、「俺ってばB級だったんだ!底はもっと深いぞ!まだまだ余裕だわ!」と開き直ってしまった次第です。現在は相も変わらず裁量ギャンブルFXを続け、借金については貸してくれる人が複数名現れたことによって、逆に額が増えてしまいました。

 

なんでそうなっちゃうの?色々とこねくりまわして考えましたが、シンプルな答えに落ち着きました。ドーパミンがドバドバっと出るからです。気持ちがいいからです。射精って、止められないですよね?それと全く一緒です。FX口座に入金できた瞬間、心に安心感が広がる。ポジって画面が青くなった時の無双感&万能感。お金を借りられたときに得られる、確かな生きる希望。どれもすべて、かけがえのないレベルにまで来ちゃってるんです、自分の中で。

 

天秤にかけて守るべきものがないというもの理由です。奥さんや子どもがいれば、相当努力をしたかもしれない。でも、ないからね。止める理由がない。

 

あとは年齢的なものもあって、35歳位になってくると、自分のこれまでを肯定する方面に傾きがちになっちゃうんだよね、多分。「俺はこう生きてきた、こうやってきた。だからこれからもこうする」と。これが醸成されると、ガチガチの頑固老人が将来的に出来上がってしまう。ここについては別の危機感を抱いているので、何とか改めたいですが。

 

さらに言うと、コツコツと頑張って〇千万だかを貯金した先に得られるリターンに魅力を感じない、というのもあります。で?っていう。人生計画まるでなし。

 

この記事を書いている数時間後に給料が入るので、闘いのフィールドに戻ります。読んでくださった皆さん、「俺も!」とは思わずに、自分のことを大切に思ってくれている人のことを考えた行動を、是非とってください。皆さんの幸せを切に願います。私だけは十字架を背負って生き、そして死にます。

 

♨️ががお