ががおのエッセイ

Twitter@gagaofx

名前決定『欲望の酒場』

こんにちはこんばんは。

借金が膨れてあがってからは殺されたり追われたりする夢ばかり見るようになってしまったががおです( ˊ̱-ˋ̱ )

 

開業宣言をした借金Bar(仮)の正式名称について、三日三晩悩むに悩み続け、今朝決定致しました。

 

『欲望の酒場』です。どどん。

 

とにもかくにも名前が決まらなければ何も始まらないと思っていました。政治の世界を鑑みると、田中角栄が「日本列島改造計画」、小泉純一郎が「郵政民営化」というワンフレーズのスローガンを掲げて改革を大成功させたように、コンセプトを明示させて人を惹きつける為にはまず端的な名前ありきなのではないかと。ソシュール構造主義的に言えば、名前のないものは存在しない。木になっている赤くて丸い物体は「りんご」という名前を与えられて初めてりんごとして人間社会に存在するようになる。

 

まわりくどい話をしてすみません。とにかく名前、名前、名前。名づけることが最初の仕事でした。名前がなければweb上でのPR活動もままなりません。

 

『欲望の酒場』の着想についてですが、経営不振のUSJをV字回復させた伝説のマーケターと称される森岡毅さんの著書「苦しかったときの話をしようか」を読んでいて、森岡さんが「資本主義とは何か?」について触れていた部分が非常に刺さりました。

 

f:id:gagaofx:20200610060556j:image

 

資本主義の本質は人間の「欲」である、と。なるほど。様々なきれいごとや美辞麗句に溢れている現代社会ですが、我々が選択して生きている世界、資本主義の世界は欲をエネルギ-源として突き進んでいるんだなと。欲、というとどうしてもネガティブさや下品さが付きまとってしまうイメージでしたが、これを読んで欲という言葉が自分の中でポジティブな方向へ転換されました。

 

欲、っていいな。欲望。いいかも。借金持ち、ギャンブラー、トレーダーが集まる場所にはうってつけかも。欲望という言葉が彼らのすべてを内包している。そう感じました。ダーティーでネガティブさがあるんだけど、それだけじゃない、潜在的な上昇志向も含んでいて、かつ普遍的である。そんな言葉だなと。「吹きだまりバー」のように底の底にいる感しかない名前よりは全然マシだなとw

 

それに加えて、「~の酒場」って分かりやすくていいなぁとも思っていました。僕はドラゴンクエストが大好きなので、ドラクエでお馴染みの仲間が集うルイーダの酒場からの着想ですね。ドラクエ6で「よくぼうのまち」という人々が堕落しきって欲にまみれているという設定の町も登場するのですが、それもヒントになりました。

 

そもそもさかのぼって考えてみると、ギャンブル依存な僕を作ってしまったきっかけはドラクエです。ドラクエシリーズには「カジノ」が登場します。本編の進行とは無関係にカジノでスロットやポーカーで延々と遊べてしまうのです。当時小学生だった僕は、ドラクエ6のポーカーとハイ&ローに鬼ハマりしました。本編を無視して一日中カジノに入り浸っていた日もありました。ハイ&ローでダブルアップが連続で成功した時の快感。それが依存症の入り口でしたね、多分。

 

一応、欲望の酒場をGoogle検索してみてかぶりがないかチェックしてみたら、謎のAVの企画ものが出てくるだけでした。よかった。

 

そんな感じで『欲望の酒場』2021年1月にオープンさせます。できなかったらTwitterやめます。宜しくお願いします。

 

♨️ががお

https://twitter.com/gagaofx